アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)since2008

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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初心者のための音楽理論2-音階(スケール)とは?

前回コードとはどんな存在なのかをお話ししましたが、
そのコードの中身を知るためにはまず音階というものを知らないといけません。

音階とはずばりドレミファソラシドのことです。
なんも難しいことはありませんね。
音階、かっこよくいえばスケールといいます。

でも音階はドレミファソラシドだけじゃないですよね?


よくみかけるABC・・・なども含めて音階とはなんぞや?
ということをじっくりと覗いてみましょう。
理論というよりもちょっぴり変わった音楽の授業と考えて読んでみてくださいね。
知ってる人はいいですけど、
知らなかった人にとっては
「ナルホド!」という気付きが得られるかもしれません。
まず音階=スケールとはなんぞやの前に、
音の表記についてお勉強しましょうね〜。


ドレミファソラシドと普段よく使っていますよね。
ご存知でした?
これは日本語ではアーリマセーン!
イターリアやフラーンスでの音符の読み方デース。

じゃぁ日本語で言うならなんだよぅ!

「はにほへといろは」

にございます。いとおかし。


ピンと来た人もいるかもしれません。
ハ長調とかニ短調とか。
聴いたことありますよね?
この二とかハとかって「いろはに・・・』のことなんです。

そしてコードの表記などでも見られるABC・・・は
ドイツ語から派生してできた英語圏の読み方です。
CDEFGAB
です。
ちなみにドイツ語ではBがHです。
発音も違います。
アーベーツェーデー・・・
吹奏楽したことある人は知ってるね。


で、どれがどれに対応するかといいますと、
ド レ ミ ファ ソ ラ シ
は に ほ へ と い ろ
C D E F G A B
見にくいですが、こうなってます。

これはぜひ覚えてくださいね。


でも不思議と思いませんか?
なんでABC・・・じゃなくCDE・・・なの?
中途半端にCから始まってます。

これは詳しくは知りませんが、
クラシックにおいてラの音が非常に重要とされていたから、
ラがAなんだって話を聞いたことがあります。

ただ現代音楽がドレミ・・・とドから始まるので、
Cからスタートしてるんですね。


はい言葉はわかりましたね?
ではドレミファソラシドが、
ドレミファソラシドであるのは、
なんの根拠があるんでしょうね?


さて鍵盤でドレミファソラシドは弾けますか?

黒鍵が2個並んでいるうち左の黒鍵のさらに左となりの
白鍵から白鍵だけをとなりにとなりに弾いていくと、
ドレミファソラシドです。

たぶんそれくらいはかなりの人がわかると思います。


でも間に入る黒鍵の数が所々違いますよね。
黒鍵が2個ならんでるところと、
黒鍵が3個ならんでるところとあります。
ドとレや、ファとソなどの間には黒鍵が一個入ってますが、
はて?
ミとファやシとドの間には黒鍵がありません。
隣同士ですね。


なんででしょうね〜?



ここで一つ専門用語!
音程という言葉です。
音程が悪いとか皆さん普通に使っていますよね?

じゃぁ音程ってなんでしょう?

正確にはある音からある音までの音の幅のことを言います。
なんのことかって?

さてドという音を基準にしてみましょう。
ドからレまではどれだけの幅があるでしょうか?
黒鍵の数で表してみましょうか。
間に黒鍵一個分の幅ですね。


ではレからミは?
同じ黒鍵一個分ですね。
ミ〜ファは隣同士で黒鍵はありません。


さ〜て何が言いたかったんでしょうか?


つまりドレミファソラシドがドレミファソラシドである所以は、
ドからレ、レからミ・・・の音程が、
間に黒鍵が入るか入らないかという規則に基づいてならんでるってことです。


意味わかりますか?

なんでこの並びになっているのかは歴史の問題です。
一般的にこのドレミファソラシドを単純に弾いた時に得られる
響きは明るい感じですよね?

これが日本語でいうところの長調であり、
英語で言うならメジャー(メイジャーともいいます)です。
メジャースケールという言葉をよく使いますが、
Cメジャーといえばドから始まるドレミ・・・
ではGメジャーは何?

「えーっと♯が一個つくから・・・」

と暗記したほうが早い話なんですけど、
ドから始まるCメジャースケールも
ソから始まるGメジャースケールも
スタート地点は違っても響き方は一緒ですよね?


もう一回さっきの音の幅、つまり音程に話を戻しますね。

鍵盤を数えてみてください。
ドからシまで黒鍵も全部含めて。
12個ありますね。
白鍵、黒鍵関係なく全部で12個分の音の幅があるわけです。

そしてこの鍵1個分の音の跳躍(隣の音までの幅)を半音といいます。
それくらい知ってるわいっ!
言い直すと半音が12個ド〜シまでに並んでるんです。
ついでにいうと半音2個分の音の跳躍を全音といいます。

じゃあ今度は半音何個となりかどうかで幅を見てみます。
ドからレまでは半音2個分進めばいいですね。
レからミまでも半音2個分進めばいいですね。
じゃあミからファは?
隣なので半音一個進めばいいわけです。


こうやってドレミファソラシドというCメジャースケールを
半音と全音の幅で見ていきますと、

ド  レ  ミ  ファ  ソ  ラ  シ  ド
 全音 全音 半音  全音 全音 全音 半音


となっております。
意味が分からない人はよく読み直したらきっとわかります。


じゃぁGメジャースケールではどうでしょうか?
実はやってみると同じ結果が得られます。

ソからスタートして全音隣り、全音隣り、半音隣り・・・、
Cメジャースケールと同じ音の幅(音程)をとりながら進んでいくと
Gメジャースケールが出来上がるんですね〜!

当然スタート位置が変われば全音隣が白鍵とは限らないので、
黒鍵が音階の一部に入っていきますね。
これがつまり♯や♭が音階の中に入ってくる理由です。


だからスケールレッスンを見ると12個メジャースケールがあるんです。
どの音から始めても、基本となるCメジャースケールと同じような
音の幅をたどっていけば同じ響き、
つまりここではメジャースケールが得られるってことです。

CメジャースケールからC#メジャースケールに変化するということは、
Cメジャースケールの音がぜーんぶ半音ずつ隣に移動したということです。



これはマイナースケールやブルーススケール、
マイナーペンタトニックスケール、オルタードスケールなど、
まだまだたくさんあるスケールすべてに当てはまります。



まとめると音階つまりスケールとは
ある一定の音程(音の幅)に基づいて作られた音の集合体
ということになります。


「ある一定の」とは「様々なスケールごとに決まった」ということです。
今見ていったのはメジャースケールですが、
じゃあマイナースケールではどんな音の幅の並びになっていますか?
ぜひ調べてみてください。

その音階の幅こそがそのスケールのスケールたる所以ということです。


脳みそが随分疲れた方もいらっしゃるかもしれませんね。
書いてる僕もかなりしんどかったぁ〜。

ちなみにだいたい12個の半音の中から
7つの音をピックアップしてできているスケールが多いですが、
5つのスケールもあるし、
8つなんてのももちろんあります。


これが理解できていないとコードの構成音の話ができないんです。
ですからしっかりと音階の仕組みだけでも理解してください。
幅がどんだけ〜とかは覚えなくていいですから。
初心者のための音楽理論 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

「初心者のための音楽理論2-音階(スケール)とは?」・・・だんだん佳境に入ってきましたね(^^)・・・って 笑っていられません、しっかり理解して 覚えていかなくては。マンさん ありがとうございます。お疲れ様でした。次回まで ゆっくり 休んでください(^^)
あきはーど | 2009/07/26 8:42 PM
次の原稿はもう仕込んじゃいました。
そうとう混乱しそうな内容ですけど(ニコニコ)
来週の土曜に公開します!
音程のお話です。
マン | 2009/07/26 9:13 PM
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