アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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初心者のための音楽理論6-コードの種類2(4和音)

皆さんに応援いただいて光栄ですが、
僕も全然初心者ですから、
その考えはおかしい、などございましたら、
ご遠慮なく優しく教えてください!


というわけで6回目は4和音です。
つまりコードが4つの音で構成されるコードの紹介です。
ジャズではむしろこちらの方が数多く使われています。
種類も随分と多くなりますので、
少しずつ参りたいと思います。

構成音がどんな成り立ちになっているかを理解していただきます。
専門用語は今までの話にでてきていることしか使ってないと思うので、
わからない時は過去の記事を読み直してくださいね。
まず一番多く見かける通称(ドミナント)セブンスというコードから。

C7とかG7とか。

ジャズの譜面では特に多く見かける”7”がつくコードです。

例えばC7というコードでは
Cコード(ドミソ)に
もう一つ7番目の音を加えたコードになります。
じゃあドレミファソラシ・・・
”シ”ですか?


これが違うんですね〜(汗)

理由まではわかんないんですけど、
セブンスコードの7番目の音は
ルートから始まるメジャースケールの7番目の音を半音下げた音です。


???ですか?
ですからC7の7とは”シ”ではなく”シ♭”なのです。
何故なのかなど知らなくてもそうなんです。

ちなみに7がシの場合はCM7(Cメジャーセブンス)といいます。
とっても素直なキレイな響きがします。
どの音もメジャースケール上の音ですから、とても澄んだ響きです。


それに対してC7の場合シ♭はCメジャースケール上にない音です。
むしろマイナースケールに出てきます。
ですから明るめなんだけど若干濁った感じの響きがします。

これがジャズをジャズっぽいと思わせる一番基本なのかもしれません。
ブルージーな響きと言った方がよいでしょうか。
一番お見かけするコードかと思います。




つぎによく見るのはDm7などじゃないでしょうか?
このm7はマイナーセブンスと呼びます。

このコードはセブンスは先ほどのC7などと同じく、
7番目の音が半音下がった音です。
レ・ミ・ファ♯・ソ・ラ・シ・ド♯
のド♯が半音下がった音ですからセブンスの音は♯しないドです。


じゃあ何が違うんでしょうか。
そうですね、マイナーなので、
Dmの部分がレ・ファ♯・ラではなくレ・ファ・ラなんですね。

3番目の音がルートから短3度となります。


なのでDm7といったら、
レファラド
で構成されているコードということになります。

響きで言ったらどうだろうなぁ。
単純なDmほど悲しすぎない程度に切ない感じ。
哀愁でしょうか?

ジャズの枯れたイメージにぴったりですね。


実はこれらのセブンスコードとマイナーセブンスコードは
非常に仲が良いんです。
今後お話しするツーファイブなどのコード進行の正体も
この二つのコードの組み合わせが基本となっています。


マイナーセブンスにはもう一つ兄弟みたいなコードがいます。
Dm7(♭5)などのマイナーセブンス・フラットファイブというコードです。

ちょーっと込み入ってきましたね。

これは先ほどのマイナーセブンスコードからさらに5度の音、
つまりDm7で言うなら”ラ”ですね、
これもフラットさせます。

つまりメジャーセブンスから
3度、5度、7度の音をフラットさせると
マイナーセブンス・フラットファイブが出来上がるわけです。

半音下げが増えれば増えるほど濁りというか暗さが増すので、
さきほどのマイナーセブンスよりもさらに暗い(悲しい)感じの響きです。


それもそのはずマイナー調でのツーファイブ進行によく使われています。
このコードを見たらそこにはマイナーツーファイブ進行があると思っても
ほぼ間違いないくらいです。




まとめると
M7 メジャーセブンス           明るい
7    セブンス               やや明るい
m7   マイナーセブンス           やや暗い
m7(b5) マイナーセブンス・フラットファイブ  結構暗い


こんな感じです。
上から順に♭が一個ずつ増えていきます。

といっても実際の音には♭がつくとは限らないのでご注意を。
3度や5度、7度の半音下げる音がもともと♯してたら
ナチュラルになるだけです。
♭してたらもう一個下の音になるだけで、
実際は♭が記号としてはつきません。


♭が増える覚えるより半音下げる音が増えると覚えた方がいいかも!?



それともう一つ、
メジャーでもマイナーでもない感じ。
明るくもなく暗くもなく?
というコードがあります。
それがディミニッシュ・セブンスコードです。

Cdim7などと表記します。
が、実際はCdim(7は書いてない)と書いてあって、
それでセブンスまで含むことが多いみたいです。
これはさらに♭がもう一個つきます。


さてどこにつきます?

間違ってもルートにはつきませんよ。
ルートについたらそりゃ別のコードになりますからね(笑)。
実はセブンスにつきます。

さっきセブンスはメジャースケールの7度の音をフラットすると
説明しましたが、ディミニッシュ・セブンスでは
さらに追い討ちをかけるかのように
セブンスにもう一回♭をかけます。

けっきょく7度の音から全音下げた音が混ざることになります。

つまりCdim(またはCdim7)の構成音は
ド・ミ♭・ソ♭・ラ(シ♭の♭)
となります。


これはルートから全部の音が短3度の音程でできてます。
不思議な感じに濁った響きがしますが、
コードとしての機能は本来ないんです。


だけどコード進行の途中で繋ぎにうまく使うと
独特の流れがすごく自然に繋がるようになるという感じですかね。
ボサノバの曲だとよく見かけるコードです。
WAVEでも2小節目に早速出てきます。



コードは役割などは置かれている場所によって変わることが多いですが、
基本的な構成音がわかると楽にアドリブが出来るということになります。
裏を返せばコードを見てもコードの中身がすぐにわからない僕のアドリブは
インチキ・イカサマ・アドリブということになります(苦笑)。


いま必死でそれを体に覚えさせているところです。


4和音でもヒイコラ言ってるのに、
これにテンション(いずれ話します)まで入ってきて、
やれオルタードじゃなんじゃスケールの話になってくると
もうてんてこ舞いです。


アドリブは即興こそすべてと思ってますが、
そこにしっかりとしたコード感が現れるかどうかは
地味な分散和音の練習とそれらの音のつながりが
自然と運指の中に現れるかどうかなんでしょうね。


今のところまだ感覚だけで吹いてるところが多いので、
それこそ必死です。

そういうのをクリアしないとやっぱり次のステップには行けない。
そんな気がします。
もっと脳みそが柔らかいうちにこういうことはやっておきたかったですな〜。


今回は構成音がどうなっているかを理解できればオッケーだと思います。
わかったら実際にコード譜を見て
そこに書いてあるコードの構成音を書き出してみましょう。

やってるうちに自然とよく出てくるモノから覚えてくるかも。
すぐに答えを見てたらいつまで経っても覚えないことに最近気がつきました。
スケールをイメージして構成音も自分で考えて見つけた方が
覚えがいいみたいです。


サックスで吹く時も譜面見ながらよりもイメージして
吹き当てながら分散和音を吹いていった方が
覚えるのは早いみたいです。

僕は今からですけど・・・。
アドリブうまい人はきっとこんなことをしっかりとやってたんでしょうね。



みなさん、頑張りましょ〜!
初心者のための音楽理論 | permalink | comments(1) | -

この記事に対するコメント

こんばんは!
音楽理論6拝見しました!
毎度、為になります!
いやぁ…自分にはトライアドでも難しいのに、セブンスになるとパターンが多すぎて現状ではキツイです(^_^;)

ちなみに、私のケースはフライトケースではありませんが、GATORのセミハードケース使ってます。
軽くて頑丈で、収納もたくさんあり、価格も安いので結構気に入って使ってます。
確かに、純正ハードケースは重すぎて持って出歩く気にはなれないですよね…(^_^;)

今日は店でセッションなんですね!いいですね〜
ツーファイブは銀杏通りですね…
頑張ってきてくださ〜い!
SHO | 2009/09/19 9:52 PM
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