アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)since2008

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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初心者のための音楽理論9-ツーファイブと5度圏

いよいよツーファイブのお話です。
トゥーファイブと言った方がかっこいいかな?
入力が面倒なのでツーファイブでいきます(笑)


前回ダイアトニック・コードにてコードの役割をお話ししましたけど、
ドミナントからトニックへ解決する動きがありましたね。


さらに一般的によくあるコードの流れのパターンに
サブドミナント〜ドミナント〜トニック
と流れる進行があります。

まだ、なんのこっちゃ?ですかね〜
もう少し詳しく見ていきましょう!

この進行を役割ではなくて度数で書いてみると、
IIm7〜V7〜I
となります。


他にもサブドミナントならIV M7とかもありますけど、
ここでは考えないでください。


はい、この進行をよく見てください。
数字で書くと
2〜5〜1
ですね!


英語で読むと!
トゥー〜ファイブ〜ワン!


ヤッタネ!


そうなんです。
ツーファイブとはダイアトニック・コードでいうところの
IIm7〜V7のことを言います。


よくみるCメジャーキーのツーファイブは、
Dm7-G7-Cとなりますね。


さてこの進行のときコードのルートは
どんな動きをしているかみてみましょう!


まずD〜Gは完全4度上がっています。
そのあとG〜Cでは完全5度下がっていますね。
この動きをモーション・オブ・フィフスと呼びます。
この動き(4度上がって5度下がる)をちょっと繰り返していきます。



D-G-C-F-Bb-Eb-Ab-Db-Gb(F#)-B-E-D-G-C-・・・


おりょっ?

どっかで元に戻ってますね。
そうなんですね。
この動きを繰り返すと一周回ってくるんですよ。
つまり1オクターブにある12音すべて1回ずつ登場する!

これを円に並べて書くとサークル・オブ・フィフス(5度圏)という
図が出来上がります。



グーグルで検索しました(クリックしてください)
どれでも画像がいっぱい出てきますので、
好きなのを選んでください。


これは実はとーっても大事な図でして、
これを右回りに見ていくと
どこを切ってもツーファイブワンなんですね。


Fからスタートすれば、
Fm7-Bb7-Eb
Eからスタートすれば、
Em7-B7-A

僕はこの図の見方を理解するのに10年かかりました。
真剣に見てなかったのね。


面白いでしょ?


ちなみにドミナント・セブンスが解決する動きを
ドミナント・モーションといいまして、
それを12回繰り返すことでサークルが出来上がっているとも言います。


ですからこの図を覚えておけば
曲のコード表を見た時にどこにツーファイブが潜んでいるかを
探すのにとっても役に立つんです。

まぁ潜んでると書きましたが、
実際にはうじゃうじゃあります。


キーがCメジャーですと、
Dm7-G7ですが、
キーがDなら
Em7-A7-D
ですね。

右回りですよ。

ではキーがDメジャーの曲なら
ツーファイブはEm7-A7の一つだけでしょうか?


違うんですよね〜。
部分転調だったりで、
実際にはいろんなキーのツーファイブ進行が
一つの曲の中に存在することも多いです。


ですが、まずはコード進行の中で
どの部分がツーファイブ進行になっているかを
しっかりと見るクセをつけておいてください。


じゃっかん変則的なツーファイブのあります。

IIm7(b5)-V7・・・これはマイナーキーにおけるツーファイブ
マイナーキーのダイアトニックコードではIIm7(b5)となります。

ほかにセブンスにテンション(いずれ話します)がついたものもあります。

とにかくモーション・オブ・フィフスの動きが出来てたら
ツーファイブかなと思っていいんじゃないかな?



しつこくツーファイブ、ツーファイブ言っていますが、
ではなんでそんなに言うのでしょう(つまり重要なのでしょう)?


実はほんとに曲の中に数多く存在するからです。
ツーファイブ進行だけでほとんど曲が出来ているものもあります。
そしてその曲のキー(調性)を一番表すドミナントモーションを含みます。

ですからコード進行を知ろうと思った時、
まず一番最初に理解しないといけないのが、
このツーファイブ進行なのですね。


このことに気がつくのにも10年かかりました。
わーっはっはっは(汗)



ただ今の時点ではまだなんで重要かわからないかもしれません。
今後少しずつ「ツーファイブを見つけたら!」
なにをするのか解説できたらと思います。
僕も解説は出来ても実践できてないですけどね。

お楽しみに!
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この記事に対するコメント

こんにちは。マンさん

最近仕事が忙しくてまったくサックスの練習ができないんです。が、こんなときこそ、と思いまして、このマンさんの「初心者のための音楽理論」をじっくり勉強しようと思いたち、過去の記事を全て印刷しました。結構な厚みになりますよ!
今までは斜め読みだったので、電車の中や寝る前とかに読んでいます。始めから読むとかなりわかり易いです。まだ、4回目ぐらいですが、これからじっくり勉強したいと思います。
こんなに丁寧に書いていただいてありがとうございます!これからも期待していますので、よろしくお願いしまーす。

追伸:ピアノがないので、鍵盤を紙に書いて数えています・・・
すーざん | 2009/11/11 12:51 PM
すーざんさん、お忙しそうですね。ライブはうきうきですが、それ以外の日はほとんど仕事がらみで埋まっています。日曜祝日も…。

理論講座活用していただいてほんとうれしいです。ただ間違ったことをいってる可能性がないわけではないので、100%信用しないで下さいね(笑)。興味を持つきっかけになってもらえれば幸いです。

鍵盤は僕も頭でイメージして数えたり面倒なときは描いてました。最近はiPod Touchにピアノアプリ入れているので、そちらで確認しています。便利!


サックス吹けない日は僕も楽譜のコードみながらアレコレ考えてます。机上の理論も時には必要ですね。頭で整理してから体に染み込ませていこうと思います(^^)

頑張ってください!
マン | 2009/11/11 2:11 PM
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