アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)since2008

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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アドリブやってみよ講座 - その3 ジャズに慣れる

熊本はすっかり春の陽気です。

もう桜も散り始めそうなくらい満開です。



さて、ジャズをあまり聴き慣れない人にとってみたら、

アドリブ以前にリズムなどもよくわからないかもしれません。


ジャズにはジャズらしくなるための要素として

リズムが大変重要になってきます。


特にこの日本に生まれてきた私たちにとってみたら、

童謡、民謡、演歌などなどがある意味ソウルミュージックですよね。


さぁ手拍子するとどうでしょう。

パン、パン、パン、パン

拍子をイチ、ニー、サン、シーと数えるなら、

イチ、サンで叩きますよね。

ポップスなどでもそうですし、

吹奏楽(マーチングなど)もそうですね。


イチ、サンは表拍と呼ばれます。



ところが実はこれではジャズにはならないのです。


ジャズの基本的なリズムの取り方は

ニー、シーで手拍子となります。

ンーダ、ンーダーです。

ダーで手拍子!

ソーダじゃないですよ、ンーダね。



裏拍をとっていきます。


まずはここで人によっては気持ち悪いと感じるでしょう。

昔ピアノの先生に実際に言われたことありますもん。


「ジャズって裏とるのが気持ちわるいですよね」


気持ちよいです、馴れれば!




それともう一つリズムで大事な要素がスイングです。

言葉はよく聞きますよね。


ノリというイメージですね。

ですがノリのいい曲がスイングというワケではありません。



例えば4拍子の曲があるとします。

その一小節に8個の8分音符が並んでるとします。

おそらくクラシックや吹奏楽の方々はイーブンに演奏すると思います。

すべて同じ音符の長さですね。


ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ


しかしジャズではこれをイーブンに演奏しません。

わかりやすく音符で表すなら、

8分音符2連を8分音符3連符のように捉えて演奏します。

音は2音しかないので3連の真ん中はありません。

ウーダウーダウーダウーダ


ダのところにアクセントが来ますので、

つまりは裏拍にアクセントがあることになりますね。


これがスイングのことであります。


ただし演奏する側の人が頭を振ったり、

足を踏んでリズムを数える時は

逆に表拍でとります。ウーのところ。

でないとアクセントのところでとるとめっちゃ演奏しづらいです。



そしてこのリズムがアドリブを行う場合においても

非常に重要になってきます。


表拍にアクセントがくるアドリブ演奏だと

おそらくどんなにうまい演奏でも、

ジャズっぽくはなくなってしまいます。


フレーズをコードに乗せていく際に

発音のタイミングをうまく裏拍に乗せたりすることで

うまくジャズらしいリズムを作っていきます。


半拍前や後ろにずらしたりします。

こういった工夫(?)のことを

アンティシーペーションといいます。

シンコペーションもその中の一つですね。



またもっとリズムで踏み込むと

4拍子の曲中に3拍子のリズムを持ってきたりする

ポリリズムなどジャズには様々なリズムワザがあります。

詳しいことは専門書に譲りまぁすケド(^^


これらのリズムワザをうまくフレーズに使うことで、

アドリブがよりジャズらしくなってくるということですね。

アドリブしてもジャズっぽくならないという方は

まずリズムの取り方を見直してみるといいかもしれませんね。 
アドリブやってみよ講座 | permalink | comments(4) | -

この記事に対するコメント

講座楽しく読ませていただきました。

今後も期待してます。

hayapapa | 2011/04/05 7:13 PM
ありがとうございます!
頑張ります!

時々嘘をいうかもしれませんので、ご注意を(*^^*)

いずれはスケールなども踏み込んで話していければと思ってます!
マン | 2011/04/06 6:14 PM
アルトサックス始めて3年の叔父さんんです。ジャズが好きでtake five の演奏が目標です。
勉強なりました。歌謡曲をJAZZポック演奏するコツありますか。アドリブが出来るレベルではありまでん。
楽譜どうり演奏しても面白くありません。おおしえください。
take5 | 2011/07/24 11:56 AM
take5さん、はじめまして。
僕が説明するのもおこがましいですが、
ジャズの基本はリズムです。

本文最後の方にも書いていますが、歌のフレーズを半音早く吹き始める、もしくは半音遅れて吹き始めるなど、少しずつ譜面をずらしてみるのが一番楽かなと思います。

歌謡曲のジャンルにもよりますが、特に昔の歌謡曲や演歌は手拍子が表にくるのでジャズとは逆のノリになってます。

まずタンタンタンをウーダウーダウーダに頭で置き換えてそこにメロディを落とし込む感じでやるとよいかと思います。1拍を8分3連(ウウダ)みたいに捉えるのがコツかと思います。

すみません。
僕もメロディのフェイク結構苦手なんです。
ジャズっぽく吹くためにはまずジャズをたくさん聴いて体にその独特のリズムをしみ込ませるのが一番かも知れません。

take fiveはそこれそジャズのウダッウダッウーダで5拍子が出来上がっています。ポール・デスモンドの演奏でどんなイントネーションで吹いているか、まずはじっくり研究してみるのもいいかもしれませんね。難しいですけど、頑張ってください。
マン | 2011/07/25 7:24 AM
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