アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)since2008

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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アドリブやってみよ講座 - その4 コードの役割を分類しましょう

ざーっと話しようと思います。

というのが実は非常に難しく奥が深いのがこのコード進行なのです。

理論書等の基礎的なところに書いてあるようなコード進行は

現代に近くなれば近くなるほど見当たらなくなります。



ですが基本的なセオリーはどれも同じです。

コードといっても闇雲に並べてあるわけではありません。

どういった基準でそのメロディーにそのコードが選ばれているのか?

また他の譜面集を見たら、同じところのコードが違っていた!


そういったことがよくあるのですが、

その意味を知る為にはコードの機能を理解しないといけません。

そこで今回はコードの機能別分類を勉強してみたいと思います。


コード自体に馴染みのない方々にとって

あの記号はいったい何者だ?

と思われるでしょう。



CとかDm7とかBm7(b5)とか。


ちなみにジャズはアメリカで生まれたので英語で発音します。

ツェーとかアーとか言わないでね。



これらはキチンとした規則に基づいて

表記されています。


慣れてくればこのコードを見ただけで、

構成音がわかるようになります。

たいてい3〜4音の音が積み重なって和音を形成しています。



それぞれについては以前書いた理論講座にも書いておりますので、

ここでは割愛しますけど、

今からお話しすることも焼き直しみたいなもんです。




コード進行にはセオリーがちゃんとあります。

それはドラマなどのストーリ展開などと同じ。

起承転結みたいなもんです。



大きく分けて3つあります。

トニック・・・起や結にあたるコード

サブドミナント・・・承にあたるコード

ドミナント・・・転にあたるコード



大まかにその曲のキー(調)によって

トニックになりうるコード、

サブドミナントになりうるコード、

ドミナントになりうるコードが決まります。


ここでは詳しくは話しませんが、

曲のコード進行はこれらに振り分けたコードを

役割に基づいたセオリーに従って

並べていっているのです。


このセオリーの代表的なものにケーデンスの法則というのがあります。


例えばトニックはサブドミナントやドミナントに行ける。

サブドミナントはドミナントに進みたがる。

ドミナントはトニックに進む。

などなど。

もちろん例外はありますが、これらの法則で

コードが進行しているんです。




トニックコードはその曲の調のルート(根音)を担ういわば

大黒柱のようなどっしり安定した響きをもたらすコードです。

ゆえに緊張から解き放たれるところでもあります。

ですが、このトニックコードだけでは曲として全然盛り上がらないですよね。

平和な町・・・。



そこにサブドミナントコードがくると若干雰囲気が変わります。

なんとなく事件の香りがする・・。

そういう役割を持っています。

ドラマのクライマックスへ向かう前のやや緊張感のある状態。



そしてさらにドミナントコードがくると緊張はピークに!

もっとも不安定なトライトーンという音の組み合わせをもつ

このドミナントコードで事件はクライマックスを迎えます。

いったい犯人は誰なんだっ!



ですがそこは名探偵ケーデンス。

必ずや事件を解決してみせるのですね。

それがドミナントコードからトニックへの解決です。

犯人はお前だっ!

逮捕するっ!

これをドミナント・モーションといいます。

あー安心した。


あれっ?

何の話だ?



なんとなく言いたいことわかりましたか?

コードはランダムに羅列してあるのではなく

起承転結のようなセオリーに基づいて

機能的に並べてあるのです。



このセオリーを理解できるようになることが、

その曲の構造を理解できることとなり、

それがアドリブをやりやすくする為の近道となります。

というかコード進行を機能的に理解しないと

理論的なアドリブは困難と言っておきましょう。


単純にその場その場で分散和音だけやっていても

音は外しませんが、

いつか息詰まってしまいます。



これから具体的なトニックなどの理解の仕方について

進めてみますね。 
アドリブやってみよ講座 | permalink | comments(2) | -

この記事に対するコメント

このシリーズは永久保存物ですね♪
理論音痴の私にはとても勉強になります。

先日の新しいMPも気になっています。
音源期待してますよ〜♪
ヴァーブ | 2011/04/10 10:38 PM
ありがとうございます!
粛々と日々勉強であります。

やればやるほど奥深さというか、まぁジャズとはなんと大変な音楽なんだろうと思います。はやく心から楽しめるところまで突き進みたいな〜と思います。
マン | 2011/04/11 2:07 PM
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