アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)since2008

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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2014年のサックス人生を振り返る

毎年僕はサックスについて目標を決めています。
実は2年前の3月にあるところでサックスを吹く機会があった時に、
たまたまそこに熊本サックスの重鎮仲地さんがいらっしゃっていました。
後輩に非常に厳しいとうわさには聞いていたのでビビりました。
まだセッションにドキドキしてた時代です。

終わって恐る恐る挨拶に行ったら、
怒られるどころか、異常なくらいに褒められてしまいました。
音色がよいと。
そして他のお客さんに僕を連れ回してニコニコしながら
「彼は3年後に化けるよ」
と言って回られたんです。

間違いなく仲地さんは覚えてないですが、
その時のことが僕の中から離れなくてずっと残っていました。

そのころ39歳9ヶ月。
そして来年3月が42歳9ヶ月。
つまりあと3ヶ月ほどで化ける予定の時期にさしかかるんですね(^^

そこから僕は3年計画で化けるべく毎年の目標を決めることにしたんです。
 
まず最初はやっぱりちゃんとジャズをやるということ。
その基本としてちゃんと理論を理解し、コード進行さえあれば、
なんとかなるというところを目指しました。

まだコードを覚えるには至らなかったのですが、
この年の11月に現在も継続しているジャズバンドSWINTの一員になりました。
そのおかげもあって本格的にジャズを学ぶのにすばらしい環境を得ました。

翌年(つまり去年)の目標ははっきり覚えてませんが、
SWINTを通じてお金を頂いて人前で演奏するということに必死でした。
そのために理論やフレージング、リズムをしっかり強化するための期間としました。
多田誠司師匠のレッスンもこの年は4回くらい受けられたかな。

毎月のマンスリーライブの他レストランなどでの営業ライブもありたくさんの経験を得ました。
たくさんの曲も演奏したし、女性ボーカルに合わせていろんなキーで曲を演奏。
オブリガードも少しずつ修業。
フロントなので表情から立ち振る舞いまでエンターテイメント性も鍛えました。


ただやはり緊張という一番災難な部分が弱かったんですね。
一番きつかったのが11月くらいに川村竜くんと熊谷ヤスマサくんがデュオでおくらにきたとき。
ライブ中に一曲やらせてもらったんですが、
そのときのグリーンドルフィンがガッチガチでダメダメだったんです。

あのあとしばらくサックス辞めようか思ったくらいです。
悔しくて悔しくて・・・。
宇土ジャズミートという大きなイベントにも出演して
佐藤允彦トリオとも共演しましたがその時も緊張隠せず・・・。
自分の中ではとても歯がゆいわけです。


それで今年の目標はメンタルを鍛えて楽しみながら演奏するということになったんです。

当然すぐに変われるわけではないので、
今年前半は優れませんでした。
相変わらずレッスンもダメダメでいいとこ無しだったし、
SWINTのライブはさすがに慣れたもののそれ以外はサッパリ。

極めつけは5月に受けた太田剣さんのレッスン。
あの時はヘコみ過ぎて剣さんの名前出さなかったけど。
初めて自分の音を聴いてもらう機会に力み過ぎたのかリズムも音色もガッチガチ。
そして見事に悪いクセが出てしまい、そこを指摘される。

たくさんのことに気がつかされたけど、
これまた気が遠くなってサックス辞めようかと思いました(苦笑)。
もうちょっとマシな自分を聴いて欲しかっただけにショックでかい。
剣さん大好きだからなぁ。

で、悩んだあげく多田師匠のレッスンを聴きなおす。
アーティキュレーションの僕の悪いクセを冷静に見直し。
すると1週間くらいすると少しずつ気分も回復してきました。


そして大きな転機が訪れました。

6月の村上寛カルテット@熊本市上通り紅蘭亭パビリオン
前年に宇土ジャズミートで共演させていただいた重鎮ジャズドラマー村上寛さん。
ライブ前に挨拶に伺ったのですが、
楽器持ってきてるならセカンドセットでスタンダードやるから入んなよと!
一瞬弱気になりましたがいそいで車に楽器を取りに行きました。

ドキドキし過ぎてライブどころじゃないくらいでしたがいよいよ出番。
セカンドセットの2曲目。
曲はアナザーユー。

テナーサックスの森田修史さんと並んで演奏。
なぜか緊張が吹っ飛んでこのときものすごく気持ちよく吹けたんです。
曲がやり慣れてる安心感もあったのでしょうけど、
村上寛さんのカルテットのメンバーの包容力というか、
大船に乗った気持ちで行けたというか・・。


終わってからも聴いていただいた方々やメンバーからも
よかったって褒めてもらえました。
このとき自分の中で何かが変わったような気がするんです。
緊張することの無駄さ、そして素直に自分が出来るだけのことを
無理せず出してスイングできればそれでいいんだと。


いやいや僕は・・スタンスから一気に反転。
いいんすか?やったーみたいな(^^
積極的な気持ちも芽生えました。

翌月は板橋文夫FITと共演。
これまた何度か経験あるのですが、それまでとは違う感覚で演奏できました。
さらに大口純一郎さん他、たくさんのすごいミュージシャンとの
セッションを積極的にいどんで行きました。

また毎月のようにジャズピアニスト奥村和彦さんのライブにも足を運び、
たっくさん鍛えてもらいました。
曲は奥村さんが勝手に弾き始めるのでその中に飛び込んで行きます。
しかも本番中。
最初はドキドキでしたが、最近はいつ呼ばれるのかが楽しみでしょうがなくなってます(^^
特にデュオでやったAll Bluesは未だに聴いていただいた方からよかったって言われます。

たったメンタルが切り替わっただけで、
たくさんの流れが大きく変わるもんなんだとビックリします。
もちろん地道にスケールなどの練習もやってるということもあるのですが、
ジャズセッションの道はやはりたくさんの経験だと思います。


悔しい思いをし、恥をたくさんかき、困惑し、挫折しかかりつつも食らいついていくこと。
まぁ趣味の域を越えてる感じですがかなりストイックです。


今年は仕事も大変化がありました。
大きな躍進です。
けっして遊んでばっかりじゃないんですよ(^^;
まぁ仕事のストレスが音楽でかなり救われてることは間違いないでしょう。
もちろん家庭も円満です(^^


で、来年の目標は!

ずばり
「化ける」
です。

だってこれが3年前の大きな目標だから。
化けると言ってもそこが新たなスタート地点と思って。
2015年はぜひ自分のリーダーライブをやりたい。
しかもメンバーはすごいミュージシャンにお願いしたいな(^^

会場はどこも満杯。
大盛り上がり!
楽しそうじゃないですか!
いっぱい楽しいことを想像していきたいなと思います。

覚醒します!
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