アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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ジャズのリズム

理論の話をずっとしてきましたが、
もうひとつ、というよりこれがなければ意味がない大事なことがあります。
ジャズをジャズとくくる一番の理由はリズムなんじゃないかなと思います。
リズムがジャズは特有のものを持っています。

裏拍をとるというのはよく聴くと思います。
スイングするというのもあります。

裏拍をとるというのは練習でなんとかなります。
が、スイングするってのはこれは大変。
日本人にはもともとこのスイングするというリズムが馴染みありません。
そういう意味でここが僕も含めて出来てない人がとっても多いのです。
できてるつもりの人はいるかもしんないですけど。

よく見本的に8分音符2個を、
付点8分音符と16分音符みたいな感じで吹くように書いてありますね。
でも実際はもっと微妙ですし、曲の速さによっても変化します。
一般的にゆったりめの曲はうえのような音符に近い感じでスイングしますが、
速い曲ではイーブンに近くなります。

吹いてるミュージシャンによってもそのスイングの仕方は微妙に違います。


どっちにせよ日本人には馴染みの少ないリズムゆえに、
それを逆に意識しないと出来ません。
そして意識しすぎるあまり極端になりすぎて、
俗にいう「ハネすぎてる」演奏になってしまいがち。

ウーダウーダと僕はよく表記してますがこれもどーなんでしょうね(苦笑)
 
自分ではわかっているつもりなのに、
レッスンでいつもそこを指摘されるのです。
アーティキュレーションがなかなか改善しない。

どうもフレーズがブツ切れになったみたいになってるんです。
ウーダだとダにアクセントを意識し過ぎてスタッカートになってました。
ウーは例えばハーフタンギングで抑え気味でダーにアクセントがくるのは確かで、
ダーの前でタンギングします。

僕はそのダが短過ぎてたんですね。
すると何となくウーのほうが強く聴こえて全然ウラが取れてない感じになってたみたいです。
​自分でどーやっていいのか迷子になった時期もありました。

さらにたぶん息圧の弱さが無意識にニュアンスを息でつけることになっているみたいで、
ダメてわかってるのに毎回指摘されます。

耳にタコができる位息は一定と言われていて人にもわかったように言ってたりするのですが、実際は自分も変なクセがついているみたいで全然改善されていないのです。

とにかく息は一定でゴーッと吹き込みながら、
ウラにパシッとタンギングを入れていく。
ほんの一瞬であってスタッカートはしない。

ウーの部分も変に弱く吹こうと思うと息が弱まったりするのであんまりそこを弱くするなんて意識しない方がいいみたいですね。


音階練習をやるときでも何の時でもこの8分音符のウラにタンギングを入れていくとの習慣にしていくことで自然とスイング感が習得できてくると思いますが、僕みたいにいつまでたっても習得できないこともあります。僕は運動神経も鈍いですから・・・。
しかも習得できたつもりでもアメリカ人のスイング感にはなっかなか到達できなかったりします。
でも基本的なことなのでジャズのフレーズを練習する時もここを意識しないといけません。
これが出来てなかったらどんなにすごいフレーズを吹いてもかっこよくないんです。
少なくとも素人は騙せてもプロの人は騙せません。

ジャズでアドリブやるのであれば演奏中はたくさんの想像をしないといけません。
せめてウラのリズムは無意識に出るように体得しないと余裕がなくなります。

自分のレッスンでアーティキュレーションを指摘されてる時はフレーズも考えるのに必死で、
結果息の入れ方やタンギングが非常に甘くなっているのがよくわかります。
追いつめられるとアーティキュレーションがめっちゃくちゃになるんです。


一人で練習してる時や自分のライブの時は結構こころに余裕があって、そういう時はちゃんと息をまっすぐ入れてしっかりスイングしてることも結構あるんです。いつもできないのはモッタイナイ(苦笑)

なんでレッスン中余裕がなくなるかと言いますと、
自分が曖昧にしてきたコードなどを見透かされて突っ込まれるからです。
なので余裕をもってジャズのリズムを表現するためにはつまりは曲の理論的な理解もキチンとやる必要があるということですね。
自信を持って音が出せればちゃんとスイングできるハズなんです。


まぁリズムあってのジャズなのでしっかりスイングすることを意識しましょう。
そのためにはたくさんの往年のジャズを聴くことですね。
カウント・ベイシーやデューク・エリントンなどの昔のビッグバンドなんかはテーマそのものからスイングの素晴らしい見本となっています。

まずはテーマをしっかりスイングしながら演奏できるようにやってみるといいですね。
アドリブはそのあとでもいいですから。
と自分にも言い聞かせています(^^;;
 
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