アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
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セロニアス・モンクの曲!

ジャズに興味が出ていろいろ聴いていくうちに必ずたどり着くミュージシャンの一人に偉大なるジャズピアニストで作曲家のセロニアス・モンクが挙げられると思います。

あなたはもう知ってますか?

ちょっと風変わりな曲がいっぱいあって不協和音の嵐なので初めて聴く人はなんじゃこりゃって思うかもしれません。
でもいろんなジャズのスタイルを聴き込んでいくとこの人の曲の面白さがわかってくる気がします。

たぶんサックスでジャズがしたいと思って始めると割と初期の段階でFのブルースというのをやります。
最初に覚える曲はだいたい神チャーリー・パーカーが書いたNow's The Time。
これ簡単そうなメロディーですがしっかりスイングしてカッコよく吹くのって実は相当難しいのですよ。

Fのブルースという形式の曲のテーマは他にもたくさんあるのですが、セッションで一番多く演奏されてるのではないかと思うFブルースにStraight No Chaserという曲があります。

ウイスキー飲むときはストレート。
チェイサー(水)はいらん!

という男気のあるタイトルの曲ですが実はこれもモンクの曲です。
シンコペーションしたメロディーで独特のリズムを感じさせるテーマですが、とてもスピード感がありかっこいいので人気があります。
僕もテーマ何にする?って聴かれるとついこれをリクエストします。
クロマチック(半音階)の練習が役に立つ曲でもあります。

他に有名な曲はRound MidnightyaRhythm-a-Ningなどあります。
が、もう少し聴き込んでいくとさらに面白い曲がいっぱいあります。
でもそれがなかなか一筋縄ではいかないんです・・。
まずテーマ自体がとても難解でヘンチクリンな曲が多い!
EpistrophyとかTrinkle TinkleとかBrilliant CornersとかWell You Needn'tとかOff Minorもう挙げればキリがない。
これらの曲はテーマのメロディーだけでなくけっこうコード進行も難解!

だいたいセブンスコードがずらーっと並んでたりします。
それが半音ずつ動いたり戻ったり・・・
最初はなんのこっちゃかわからないのばっかりなんですね。
アドリブしようにもどうしようも理解できないわけです。
実際には裏コードなど代理コードに置き換わってセブンスの羅列が出来上がってたりしてるのでなんとか大きな流れが理解できる曲もあります。

なのでけっこういざ演奏しようと思ったら裏コードなどの知識があったほうが流れを汲み取りやすいです。
ルートが半音ずつ下がっていくコード進行とかですね。
でもモンクの曲はさらに一歩進んで裏の裏みたいなのまであってすべてを理解するのは僕の知識では難しいです。
誰か教えて欲しいくらい(^^;
ですがある程度掴んでからアドリブに望むとそれらしく吹けてるようにはなってきます。
面白い!


逆にテーマは変だけどコード進行は意外とスタンダードに近い曲もあります。
EvidenveとかFour In OneとかI Mean YouとかIn Walked Budとか裏コードも出てきますが比較的アドリブはしやすい。
テーマが難しいですけどね。

かと思えば美しいバラードもたくさんあります。
Round Midnightもそうですが、Ruby My DearとかAsk Me NowとかPannonicaとか好きだな〜。
コード進行は難しいんですが!

ミュージシャンにもモンクの曲は好んで演奏されますよね。
やっぱり攻めがいがあるんですよね。
その人の解釈でいろんなカラーが出せる楽曲が多いからなんだろうなと思います。

なかなかジャズアドリブを始めてすぐの人には敷居の高い曲ばかりですがいつかぜひチャレンジして欲しいです。
僕も昨年(2015)から熊本の市街地で2月に行われるストリートアートプレックスというイベントのセロニアス・モンク・メモリアル・セッションというイベントに出させてもらって以来すごく意識的にモンクの曲を追求するようになりました。

それまではやっぱり敷居が高くて手が出せない感じだったんですね。
でもまずはどっぷりハマって聴き込んで好きになって一曲一曲をじっくり研究してみるとすごくやりがいがあります。
スタンダード曲のコード進行がある程度理解できるようになったあとのステップアップとしてのいわゆる応用編的なコード進行の勉強にもなりますし、それを理解していくことでさらにスタンダードも面白い解釈で演奏できるようになってくるのかなーと思います。

なかなか自分のライブでモンクのチャレンジングな曲をやるところまでは至ってないですがこの記事を書いている翌日、昨年同様のセロニアス・モンク・メモリアル・セッションがあり今年も参加します。

1時間ほどの無料のストリートライブですがプロアマ混じり合って管楽器8本くらいで賑やかにパフォーマンスします。
4曲くらいしかやる曲は聴いてないのでほぼぶっつけ本番だよー(^^

でもワクワクしています。
遠慮なく吹き倒そうと思います!

なかなかサックス吹きはサックスプレイヤーのアルバム以外を聴こうとしないですがセロニアス・モンクのアルバムはカルテットやクインテットが多く、チャーリー・ロウズがゴリゴリテナーを吹きまくってるのも多いです。

ぜひまだ聴いたことないという方はセロニアス・モンクの世界をのぞいて見てください。
すぐ好きになったあなたは十分ジャズ向きの感覚をお持ちの方ですよ!
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