アルトサックスで行こう(Take The "A" Saxophone)since2008

熊本でさすらいのアルトサックス吹きをやってます。脱素人を目指して頑張ってます!
<< June 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< クリスマスイベントで何を吹く? | main | 本日急遽クリスマス直前ゲリラライブ(?)します >>

ツーファイブジャズラインのスケールをしっかりと学ぶ

最近になってようやく理論もちゃんとやらなきゃねーなんて思ってコードに対するスケールとかいろいろやってみたりしています。

でもやっぱりセブンスならミクソリディアンとかオルタードスケールとかホールトーンとか・・・


んな言われてもうまく使えませんっ!


てーのが、本音です。
あなたは違う?

ずーっとモンモンとしていてスッキリしなかったわけです。
で、気付いたのが、

スケールはフレーズにして初めてわかるってことです。
それぞれのスケールにはそれぞれに特徴を持った響きというか雰囲気をもったフレージングがあります。でもなかなかこれを追求する参考書ってないわけですよ。

じゃぁツーファイブ進行なら鵺m7はドリアンスケールで鶩7ではオルタードスケールしましょうって言われてもできないわけです。使い道がわからないから。


で、ぜひお勧めしたいのが、この本です。
ツーファイブジャズライン[新装新版]
いつのまにか表紙デザインが新しくなってるし!

僕が持っているのは以前のデザインですが[新装新版]って書いてある・・・
まぁちょっとレビュー書いてみましょう!
この本がおすすめの一番のポイントは紹介してあるツーファイブ進行に対するフレーズの中の例えば鶩7のところが何のスケールを使っているのか、すべてではないですが記載されています。

ですからそのコード進行の上でフレーズを吹くとき、そのスケール(例えばオルタードスケール)がどんな響きをするか、どんな雰囲気を持っているかがわかるわけです。
あっあとどんなフレーズにすると”らしさ”がでるかがわかります。


ほかにもこんなテンションを利用するとこんなフレージングで映えるなんてのもわかるようになっています。いろんなものを組み合わせたものはコンビネーションとして紹介されています。

トライアド(三和音)によるツーファイブジャズライン
アプローチノートを用いたツーファイブジャズライン
パッシングコードを用いたツーファイブジャズライン
ブルーススケールを用いたツーファイブジャズライン
などなど意味わからなくても読めばなんとなくわかる程度でも、とにかくたくさんフレーズの作り方と例が示されています。


ずいぶん前に入手しましたが、書いてある理論を読んでいくと頭がパニックになるくらい最初意味が分かりませんでした。でもあんまり記述してある理論はよくわからなくてもいいんだと思います。あとからわかればなおよいですが、とりあえず最低限フレーズをこのコードにこのスケールでってのがわかりながら練習することで、かなりお勉強になるんではないでしょうか。


しばらくタンスに眠っていたんですが、最近になって引っ張りだしてみたら、けっこう使えることにやっと気がつきました。ハイレベルな人はもっと深く勉強できるんでしょうけど、初心者でも充分理論的にツーファイブ進行のフレージングを学べるんじゃないでしょうか?


理論もちゃんと勉強したいけど、どうやってしていったらいいのかわからない人多いんじゃないかなぁ。僕は他の人がどんな練習をしてうまくなっているのか気になって気になってしょうがなかったです。結局耳コピや参考書の参考演奏を参考(参考の3段活用)にするしかなかった感じでした。

管楽器プレイヤーは和音になじみがないですから、オタマジャクシが上下に4つも5つも並んでいるだけで拒絶してしまう人多いですからねぇ〜。代表すると僕ですが。


手にして4年くらいたってようやく自分なりの使い方がわかった本です。
これで粋なフレージングが出来るようになること間違いなしっ!?
とワクワクしながら吹いてます。
ついこの前からですが・・・。



ちなみにツーファイブジャズライン[新装新版]著者のフレッド・リプシアスさんはアルトサックスプレイヤーですよ〜。
翻訳者の香取良彦さんは10年くらい前にNHK趣味悠々で放送された「ジャズの掟」というシリーズでカトリアン教授として山下洋輔と一緒に理論を解説していた人です。若い人は知らないだろうなぁ。ビデオに録画してますけど、カビて見れないかも?


ちょっと内容に戻ります。
全20章からなりいろんなパターンでのツーファイブジャズラインを約500も掲載してあります。いろんなキーで紹介してありますが、同じものが一つもないのがすごいです。
本気だせば全部ほかのキーに移調しちゃうとすごいです。する暇と気力は僕にはないけど。

問題はフレーズを吹くときに誰かがピアノでコードを引いてくれるか、自分で引きながら吹くか(笑)、シーケンサーとか、とにかくコード上で吹かないとピンと来ないことです。当たり前ですが。

わかりやすくて今取り組んでるのは最後の方(笑)の第15章すべてのメジャーキーにおけるさまざまなツーファイブジャズラインです。

ここのフレーズをとりあえず曲に当てはめてそのコード進行が来たら参考フレーズを吹いています。すると少しずつそのスケールとか音の使い道がわかってきます。


慣れてきたら各論を攻めていこうかなと思っています。
最終的には自分のフレーズに活用できるように持っていきたいですね。そのままではアドリブじゃなくなりますから。


とりあえずよく使われるキーだけやっていくのもアリだと思います。

アルトサックスだと、
Dキー(オリジナルがF)とかAキー(オリジナルがC)とかCキー(オリジナルがEb)とかですかね。DキーはF Bluesがたくさんあるのでツーファイブ進行勉強するとおいしいかも!



もっと早く気付けば今頃は・・・
なんて思ったりもしますが、まぁ昔はほんとわからなかったんです。
ですから、拒絶反応を示しておりました。
でもしつこく少しずつやってるうちになんとなく言いたいことがわかるようになってきたんですね。譜面ロクに読めなかったのが、次第にすらすら読めるようになってくるのと一緒ですね。


例えば、今日はホールトーン(全音階)の練習しようと思ったとします。
下から上がっていって、上から下がってくる。
3度でジグザグに上がっていくとかやってみる。
面白くない・・・。

ホールトーンを使ったフレーズを使って練習する。
勝手に改造して自分でフレーズを試してみながら練習する。
絶対こっちが体にはやく馴染むような気がします。
実戦的に学ぶことが出来ます。

それもこの本ならその前後のコードの中におけるそのスケールを使ったフレージングを学べるわけです。コードってのはそこにぽつんと一個だけあるわけではなく、前後のコードやキーによって役割が違うわけですから、前後ともに学ぶ方が音楽的だと言えます。
それをツーファイブ進行というジャズでもっとも多用される進行についてトコトンやるわけですから、吹き込んでいけばいろんなスケールの吹き分けを活用してメリハリを付けることも出来るようになるかもしれません。僕はそうなりたい。


この本は決して初心者向けというわけではないので研究的に使われる方もいらっしゃるかもしれませんが、理論初心者の僕にはこれまで述べたような使い方でいいような気がします。やっと活用できるよ。


やりたいことがたくさん発見できて時間が足りないですよ。
音楽が一生の趣味になるわけですわ。

家宝にどうぞ。

ジャズはツーファイブに始まりツーファイブに終わる。

ところで「ツーファイブって何?」って方はいらっしゃいます?
僕の行きつけのピアノバーのことではないですよ。
たぶん僕の中途半端な説明では嘘を教えてしまいそうなので割愛しますけど大事な言葉なのでぜひ調べてみてくださいね。



ジャズサックスおすすめ教本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sax.mansensei.com/trackback/890756
この記事に対するトラックバック